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4/15 総務委員会での質疑 [▲国会質疑▲]

4月15日(火)、総務委員会にて、電波法に関連して、15分間の質問をしました。

■ICT投資について
 4月8日の総務委員会で新藤大臣が我が国の通信インフラは世界最高水準にあると答弁したので、それに関連して我が国のICT投資について質問しました。
 我が国では、森内閣のe-Japan構想以降、平成13年から平成22年までの10年間で13.8兆円のICT関連予算が使われてきました。新しい事業なので、勝手がわからず、多少のムダが生じることもあったかもしれません。しかし、平成24年7月16日の日本経済新聞の記事によれば府省庁がオンラインで利用できるようにしている6973の行政手続のうち、利用実績が少ない3488が廃止される方針となり、うち1825件については3年間で利用実績が一度もなかったとのことです。要するに、ICT推進の掛け声の下、各省庁が縦割り行政でICT予算を確保し、オンライン化する必要がそもそもなかったものについてまで、お金をかけてオンライン化していたということなのです。行政評価局長の答弁によれば多少の行政評価監視も行っているようですが、日本の財政が逼迫している中で多くの予算を割くのであれば、お金に対する緊張感をもっと持って仕事を進めるべきです。
 電気通信事業者関連の消費者問題については、時間が足りずに、突っ込んだ議論ができませんでした。引き続き質問していきたいと思います。

【東京秘書】


タグ:総務委員会

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