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被災地視察報告 [秘書便り]

10月10日(水)から12日(金)にかけて、一足先に秋が深まりつつある福島・宮城・岩手を訪問しました。3.11の発災以降、公務・公務外を含めて十回あまり被災地を訪れては、復旧・復興状況についてつぶさにお話を伺ってまいりましたが、今回は10か月ぶりの訪問となりました。

復興庁の5つの支局・支所(福島、南相馬、仙台、石巻、宮古)でのインタビューや、その間の移動の際に見聞した現地の状況を見る限り、平野部での津波により死者・行方不明者が多かった宮城、リアス式海岸に点在する集落や漁港が壊滅的被害を受けた岩手、原発事故により広範な放射能汚染が復興に大きく影響する福島と、それぞれの被災地が抱える課題は異なっており、それによって、本格復興に向けた取り組みの進捗状況や、その前提となる地域住民の方々の合意形成の状況は、それぞれの自治体で大きく異なっているという印象を持ちました。
121015被災地視察1(福島局).JPG 121015被災地視察2(南相馬支所).JPG 121015被災地視察3(宮城局).JPG
121015被災地視察4(石巻支所).JPG 121015被災地視察5(宮古支所).JPG
 
併せて、佐藤雄平福島県知事、村井嘉浩宮城県知事、国土交通省東北地方整備局(宮城県仙台市)を訪問し、それぞれの立場から、復興に向けた取り組みについての現状・考え方についてお話を伺いました。

最近マスコミを賑わせている復興予算の被災地以外での使用を巡り、参議院で閉会中審査を行うべく、現在与野党間で調整がなされています。今週・来週には、寺田が所属する行政監視委員会でも審議を行う予定です。今回の視察で得られた情報を参考に、質問を準備していますが、単なる批判ではなく、建設的な意見を述べたいと思います。

最後に・・・

誠意をもって応えてくださった
  復興庁 福島復興局、同・南相馬支所
        宮城復興局、同・石巻支所
        岩手復興局宮古支所
  福島県庁
  宮城県庁
  国土交通省東北地方整備局

また、視察にあたりご協力くださいました
  復興庁(本庁)

の関係各位の皆様に、心からの感謝を申し上げます。
【東京秘書】

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