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11/14地方創生に関する特別委員会での質疑 [▲国会質疑▲]

11月14日(金)、地方創生に関する特別委員会にて質問しました。

■出生率低下の原因について
 今の社会は、女性に負担をかけすぎています。高校を卒業後、大学や専門学校を卒業し、スキルを身につけて一人前になった頃には30歳になっていた、35歳になっていた、そして、結婚して子供を産もうとすれば、仕事を辞めなければいけない。これでは子供が少なくなるのも当たり前です。
 例えば、学生結婚をして子供が生まれれば大学を休学できるようにし、休学したことによって、就職の際もハンディにならないシステムがあれば、20代のうちに子供を作る夫婦が増えるかもしれません。
 有村少子化担当大臣からも前向きな答弁がありましたので、ぜひとも実行に移していただきたいと思います。

■高齢化時代の健康な人づくりと尊厳死の在り方について
 日本では高齢化が進行しています。今後、医療費や介護費など、社会保障費の負担がますます増えることが予想されます。また、高齢化率の高い地域では、看護師、介護士、医師などの確保が難しくなっています。
 
こうした問題を解決するためには、寝たきりを作らない政策が必要です。また、ヨーロッパでは、自分で食事ができなくなればこの世の務めを終えるというのが一般的になっているため、寝たきりが少ないと言われます。日本よりもヨーロッパの考え方が優れているとは一概には言えませんが、尊厳死の問題についても、予算をつけて国民的議論を進める時期にきているのではないかと思います。

■小泉改革の評価について
 

石破大臣は11月12日の委員会で、人口減少を設定した計画は立てられないとの趣旨の答弁をしました。しかし、小泉政権下では、三位一体の改革で、地方交付税の大幅削減など、歳出規模の縮小に取り組んでいました。
 今の日本は過大なインフラなど、身の丈以上のものを抱え込んでしまっています。地方創生を実現するためには、とにかく財政を縮小して、健全化することが必要ではないでしょうか。スキーのジャンプなども、一旦縮こまってから跳び出していきます。大きく飛躍する前には、縮こまることも必要だと考えます。

【東京秘書】


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