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11/13 総務委員会での質疑 [▲国会質疑▲]


11月13日(木)、総務委員会にて質問しました。

■NHKの報道姿勢について
 
今までは、籾井会長の資質を糺してきましたが、今回はNHKの報道姿勢を問うことになりました。
 今年の6月30日、夕方から深夜にかけて、首相官邸前で集団的自衛権の行使容認に反対するデモが、3万5000人規模で行われました。当日、民放では大きく取り扱われましたが、NHKの7時、9時のニュースでは取り扱われませんでした。
 7時、9時の段階で、大規模なデモは行われていましたから、通常の感性であれば、ニュース番組で、現場の中継を交え、大きく取り扱われてしかるべき事件です。リアルタイムの映像が各家庭に届けば、集団的自衛権の問題について、国民の考え方が変わったかもしれません。
 しかし、籾井会長は、こうした報道姿勢について、意図的なものではない、11半のニュースや翌日のニュース等で報道しているので、異常なものではない、との趣旨の答弁をしました。
 このような報道姿勢では、NHKは現政権の意向を忖度して放送していると疑われても仕方ありません。NHKは公共放送の原点に立ち返るべきではないでしょうか。

■公務員のワーキング・プア問題について
 
派遣法の改正が今国会で話題になっていますが、今回は、公務員のワーキング・プア問題について取り上げました。地方自治体の財政が厳しいこともあり、全国には約60万人の非常勤公務員、臨時的任用職員がいます。ほとんど一般職と変わらない業務をこなしているにもかかわらず、非常勤、臨時的任用ということで、給料が安く抑えられています。また、非常勤職員については地方自治法の制約があり、ボーナスを支給することができません。
 総務省でも時間外勤務手当を支給するように指導するなどしているようですが、抜本的な解決にはなっていません。採用形態を問わず、頑張っている人はきちんと報われる制度が必要です。

【東京秘書】



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