SSブログ

3/25 総務委員会での質疑 [▲国会質疑▲]

3月25日(火)、総務委員会にて、過疎地域自立促進特別措置法(議員立法)について、10分間の質問をしました。

■過疎地域自立促進特別措置法(以下、「過疎法」)に関して
 過疎法は、昭和45年に過疎地域対策緊急措置法としてスタートし、昭和55年に過疎地域振興特別措置法、平成2年に過疎地域活性化特別措置法、平成12年に過疎地域自立促進特別措置法と名前を変え、現在に至っています。現在の過疎法は、平成22年の改正により、平成32年度までの時限立法となっています。今回の改正は、過疎要件の見直しと、過疎対策事業債の対象拡充(例えば、三セク鉄道の鉄道施設・車両など)に関するものです。
 当初、過疎法は、過疎地域の振興を目的に制定されましたが、これに乗って財政力以上の施設を持った自治体は、現在、厳しい財政運営を余儀なくされています。今回の改正では、「国の在り方とともに過疎地域の在り方を中長期的に展望し、対策を総合的抜本的に検討していく必要があります」という付言が入りました。これからの時代の過疎対策は、ハード事業による振興を図るのではなく、過疎地域の住民の生きがいとコミュニティーを維持する限度で、ソフト事業を中心に行っていくべきものと考えます。

【東京秘書】


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。